中国NIOキャピタル、脱炭素・デジタル化に特化したベンチャーファンドで486億円の資金調達を実施

3月20日、中国のEV会社NIOが立ち上げた投資会社NIO Capitalは、脱炭素・デジタル化に特化したベンチャーファンド「Eve ONE Fund II L.P.」を約486億円での最終クローズを発表した。

NIOは、本ファンドを、モビリティ、エネルギー、ロジスティクスなどの業界におけるデジタル化および脱炭素化の推進に焦点を当てた投資戦略を継続するために立ち上げた。NIO Capitalのチームは、中国のイノベーションと市場理解へのアクセスを活用し、ターゲット市場を再構築する次世代の革新的なテクノロジーとビジネスモデルの支援に注力する予定である。


同社は、本ファンドに対する強い需要を報告し、当初の目標ファンドサイズとハードキャップを上回るオーバーサブスクリプションとなり、2019年に最終クロージングを行った前身ファンド「NIO Capital EVE Fund L.P」の資本コミットメントのほぼ2倍となったことを明らかにした。

【参照ページ】
(参照記事)NIO Capital Closes Eve ONE Fund II at Around USD 400 Million
(日本語訳)NIOキャピタルがイブワンファンドIIを約4億米ドルで閉鎖

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025-8-22

    サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025年8月8日、金融庁は、「2027年版EDINETタクソノミの開発案」を公表した。これは、I…
  2. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る