EY、英国企業のネット・ゼロ戦略を支援するアドバイザリー業務を開始

EY、英国企業のネット・ゼロ戦略を支援するアドバイザリー業務を開始

2月15日、グローバルなプロフェッショナルサービス企業であるEYは、ネット・ゼロ戦略の策定・実施における企業支援を目的としたコンサルティング・アドバイザリー業務「EY Carbon」の英国での新たな開始を発表した。

EYは、EY Carbonの立ち上げに1億ポンド(約160億円)以上を投資し、今後3年間で1,300人以上のプロフェッショナルを雇用する。

EYによると、この新しいプラクティスは気候変動への対応を迫られる企業がへの規制圧力の高まりを受けている。特に、11月のCOP26では英国のリシ・スナク財務大臣が、英国の金融機関や上場企業にネット・ゼロ移行計画の2023年までの開示義務化を発表した。

EY Carbonは、税務・サプライチェーン・リーガル・テクノロジー・財務・人材管理・戦略・取引などの分野から、12人のパートナーを含む250人のサステナビリティ専門家を含む多分野のチームでスタートする。本チームが提供するサービスには、気候変動リスクのモデリングやネット・ゼロ戦略および計画、資金調達へのアクセス、再生可能エネルギーの供給、製品およびプロセス・イノベーション、オペレーティング・モデルの設計および導入、非財務情報開示支援などがある。

【参照ページ】
(原文)EY Carbon launched to support listed businesses preparing net zero plans ahead of looming 2023 deadline
(日本語訳)EY、英国企業のネット・ゼロ戦略を支援するアドバイザリー業務を開始

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成しています。今後の動向により内容は随時更新され…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-24

    GHGプロトコル、企業排出報告の信頼性向上へ―新たな公開協議を実施

    10月20日、温室効果ガス(GHG)排出会計の国際基準を策定するGHGプロトコルは、Scope2基…
  2. <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025-10-20

    <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025年10月に、SBTi(Science Based Targets initiative)は…
  3. 【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    2025-10-15

    【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る