ガス商社岩谷産業、水素関連事業に600億円投資

 

岩谷産業は6月、中期経営計画を発表し「PLAN23」の中で、水素関連事業に600億円を投資するとした。

同中期経営計画では水素の国内No.1サプライヤーとしてCO2フリー水素サプライチェーンを構築する計画を明らかにした。4カ所目となる液化水素製造拠点を関東に建設し、燃料電池車(FCV)などに水素を供給する水素ステーションも国内は約6割増の83カ所に、米国も累計23カ所に増やす計画。

同社は、2005年から関西電力株式会社と共同で、液化水素製造プラント「ハイドロエッジ」に出資を行っており、このプラントを活かしたCO2フリー水素の製造およびカーボンニュートラルメタンの製造の事業は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発」に採択されている。

【参照ページ】Iwatani-IR情報-中期経営計画(2021年度~23年度)

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-8

    欧州198団体がサステナブルファイナンス規制の骨格維持を要請

    7月1日、欧州持続可能投資フォーラム(Eurosif)を含む198の投資家・企業団体は、EUのサス…
  2. GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    2025-7-7

    GRI労働関連基準の改訂状況と人的資本開示との対応関係を解説

    GRI(Global Reporting Initiative:グローバル・レポーティング・イニシ…
  3. 2025-7-7

    ノルウェー政府、2035年に温室効果ガス70〜75%削減目標を提出

    6月26日、ノルウェー政府は、パリ協定の下で2035年に向けた新たな国が決定する貢献(NDC)を国…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る