9月21日、阪急交通社法人団体営業本部は、全世界の共通課題である「脱炭素社会」の実現に向けて、企業や団体が実施するMICE*や旅行などで排出する CO2 削減を提案する事業を開始すると発表した。
この事業では、MICEや旅行を企画する際に CO2 排出量の少ない施設や交通機関などを積極的に活用し、さらに、排出した CO2 に見合った投資などを行うカーボンオフセットの導入を提案する。また、ホテルや商業施設などを所有する企業が再生可能エネルギーの調達をワンストップで行えるよう、ニーズに合わせた電力の調達・取引をサポートも行う。こうした3 つの提案を通じて企業や団体が目指すカーボンニュートラルの実現を支援していくとしている。
阪急交通社は、これらの事業を推進するため、J-クレジット・プロバイダー登録事業者のカーボンフリーコンサルティング株式会社及び「デジタルグリッドプラットフォーム」を運営するデジタルグリッド株式会社と代理店契約を締結するなど、持続可能な社会の実現に向けて、低炭素社会や循環型社会に資する環境保全活動の推進への取り組みを進めている。
*企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語
【参照ページ】CO2 削減に向け、最適なプランを提案