持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)は11月26日、食品・農業業界の企業が、淡水が環境に与える影響を理解、測定、評価するための標準化されたアプローチを提供するガイダンスを発行した。
ガイダンスの作成を主導したワーキンググループには、国連食糧農業機関(FAO)、Ceres、クランフィールド水科学研究所、国際農業研究協議グループ(CGIAR)、FoodSIVI、Helvetas、Natems、ストックホルム国際水研究所(SIVI)、Valuing Water Initiativeが含まれている。
このガイダンスは、企業が淡水関連の影響を説明・評価するための5段階のプロセスと、企業の業務や範囲に合わせてカスタマイズできる影響経路を提供する。また、WBCSDメンバーのダノンやオラムなどの主要な食品・農業企業からのケーススタディを提供し、そのアプローチや課題などを学習できる。
【参照ページ】
(原文)New guidance for business to assess and value its freshwater impacts
(日本語訳)WBCSD、淡水が環境に与える影響を評価するガイダンス発表