住友不動産、新築分譲マンション開発で脱炭素を推進

住友不動産は9月28日、今後供給する全ての新築分譲マンションで、省エネ性能「ZEH-M Oriented」の標準仕様化、建設現場で使用する電力の「グリーン電力化」を要請すると発表した。

今回発表された「ZEH-M Oriented」は、集合住宅でのZEHの4段階の規格の中で、「ZEH-M」「Nearly ZEH-M」「ZEH-M Ready」より、最も低い規格であり、省エネによる一次エネルギー消費量が現行の省エネ基準値より20%高い基準に設定されている。

また同社は今後、施工を行う建設会社に対しても使用電力の再生可能エネルギー化を要請することを明らかにしている。

【参照ページ】新築分譲マンション開発で脱炭素を推進

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

ページ上部へ戻る