ネブラスカ州司法長官、ISSを提訴 ESG方針の非開示を問題視

5月20日、米ネブラスカ州のマイク・ヒルガース司法長官は、議決権行使助言会社Institutional Shareholder Services(ISS)を提訴したと発表した。ISSは世界最大のプロキシー・アドバイザーである。
訴状では、ISSが客観的で独立した調査を提供すると説明しながら、実際にはESG関連団体と連携し、非開示のESG方針を主要な助言サービスに反映していたと主張している。対象として、Climate Action 100+、Ceres、The Children’s Investment Fundなどの団体名が挙げられた。
ISSはESG志向の顧客向け商品も提供しているが、訴訟では、ESGを求めていない顧客向けの標準的なベンチマーク助言にも同様の方針を組み込んでいたとされる。また、ISSの所有者であるDeutsche Börse AGとGeneral AtlanticのESG姿勢についても、利益相反が十分に開示されていなかったと指摘している。
さらに、ISSがESG指標の財務的影響を十分に検証せず、2022年から2025年初めにかけて人種や民族に基づき取締役への反対推奨を行ったとも主張している。この方針は2025年の大統領令後に終了したとされる。
今回の提訴にはネブラスカ州のほか、アイオワ州、ウェストバージニア州、テキサス州も加わった。フロリダ州は昨年11月にISSを先行して提訴している。
原文: Nebraska Attorney General Sues ISS for Misleading Investors and Pushing ESG Agenda
日本語参考訳: ネブラスカ州司法長官、投資家を欺きESG政策を推進したとしてISSを提訴
🔓会員登録で実務解説・実践ガイド
ESG Journalでは、実務に役立つポイントや実践ガイド(テンプレート)を紹介しています!ESG評価が多様化しAIの活用も進む中どのような対応が求められるか実務解説しています。ぜひこの機会に自社の対応状況を再確認してください。
🌍ESG評価関連対応に関連する実務解説はこちら>>>
すでに登録済みの方はログイン



