9月8日、低炭素経済推進イニシアチブTransition Pathway Initiative(TPI)チームは、投資先企業のカーボンパフォーマンス分析に新たなベンチマークとなる1.5℃シナリオを導入することを発表した。
1.5℃シナリオにより世界の気温上昇を最も厳格なレベルに抑えることで、異常気象の発生確率、生物多様性の損失、海面上昇、水不足、食糧不安などが大幅に減少し、人命の損失や適応コストにも大きなインパクトがある。
この新しいベンチマークは、国際エネルギー機関(IEA)の報告書「Net Zero by 2050」を用いて構築される。
【参照ページ】
(原文)TPI introduces 1.5°C benchmark for Carbon Performance
(日本語訳)TPI、カーボン・パフォーマンスに1.5℃のベンチマークを導入