
2月7日、 消費者庁は「食品期限表示の設定のためのガイドライン」の改正案を公表し、国民からの意見募集を開始した。改正案は、食品ロス削減の観点から期限表示の基準を見直すもので、令和6年度に開催された検討会の議論を踏まえて策定された。
このガイドラインは、食品の安全係数や期限設定の根拠を定める指針として、平成17年に厚生労働省と農林水産省により策定された。今回の改正案は、令和5年12月に発表された「食品ロス削減目標達成に向けた施策パッケージ」に基づき、最新の実態調査と専門家の意見を反映した内容となっている。
意見募集期間は2月7日から3月10日までで、インターネットのe-Govフォームまたは郵送で提出可能だ。提出時には意見の要旨や理由の記載が求められる。
提出された意見は、個人情報を除いた上で公表される場合がある。なお、消費者庁は個別の回答は行わない方針としている。
【参照ページ】
(原文)「食品期限表示の設定のためのガイドライン」の改正案に関する意見募集について