伊藤忠商事、タイで分散型電源事業を展開する合弁会社を設立

伊藤忠商事、タイで分散型電源事業を展開する合弁会社を設立

8月23日、伊藤忠商事は、シンガポールBerkeley Energy C&I Solutions(以下「BECIS」)と共同で、タイにおける分散型電源事業を展開する合弁会社を設立したと発表した。

今後、合弁会社を通じて、伊藤忠商事が持つネットワークを活用し、BECISと共に、タイにおける需要家にむけて屋根置き太陽光発電設備をはじめとした、再生可能エネルギーソリューションの提案を加速していく想定だ。

タイはASEANで最も早く民間企業同士の売電契約が解禁されており、気象条件も良く、また政府の再生可能エネルギー導入に対する意欲も高い事から、遊休スペースを活用する屋根置き太陽光発電設備の設置・普及が最も進んでいる。

BECISは、これまでタイにおいて、工場や商業施設の屋根に太陽光発電設備を、初期投資費用ゼロで設置し、需要家に再生可能エネルギー由来の電力を提供する事業を行っており、累計約70MWの実績がある。

【参照ページ】Berkeley Energy C&I Solutionsとのタイにおける分散型電源事業を展開する合弁会社の設立について

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る