10月24日 、インターコンチネンタルエクスチェンジ(ICE)とダン&ブラッドストリート(DNB)は、気候リスクデータを提供する新サービスの開始を発表した。このサービスは、Scope 1、2、3の温室効果ガスデータや物理的リスクデータを含み、数千万の公私企業に関するデータを提供するもので、市場で最も広範な気候およびESGデータの提供が期待される。
このサービスは、DNBのビジネスインテリジェンスとICEの地理空間気候データが統合され、投資家や規制当局向けの包括的な気候データを提供する。DNBのDUNSナンバーを利用し、企業データベースやサプライチェーン情報を活用している点が特徴だ。
この新しいデータソリューションは、物理的および移行リスクの評価を支援する「ICE Climate」の一部として提供され、投資コミュニティやビジネスのESGデータ需要に応えるものとなる。