Microsoftと気候変動対策のスタートアップ企業Re.greenは、大規模な炭素除去クレジットの契約を結んだと発表した。Microsoftは、15年間で約300万トンの炭素除去クレジットを購入する。
同契約によりRe.greenは、ブラジルで最も森林が破壊された地域である大西洋岸地域を含めた、ブラジル全土の16,000 ヘクタール以上の森林を復元するため、少なくとも 1,070 万本の樹木を植えることを目指している。植林には全て在来種を使用し、生物多様性の保全と労働力の育成を支援するとしている。プロジェクトでは、衛星画像、ドローン、クラウドベースの機械学習モデルを利用するなど、科学技術を活用することが想定されている。
Re.greenのThiago Picolo CEOは、このパートナーシップがブラジル市場の成長に大きな可能性をもたらすことを強調しており、ブラジルにおける炭素クレジットの成長をうかがわせる。
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(原文)re.green signs a landmark forest restoration project with Microsoft