4月15日、アムステルダムの国際的資産運用会社ロベコは、数ヶ月以内に、様々な資産クラスを網羅し、炭素集約的なセクターを含むあらゆる産業で持続可能な移行を進めている企業に高い収益率を見出すことを目的とした、移行投資戦略の新シリーズを立ち上げる計画を発表した。
現在、トランジション投資のほとんどがプライベート・マーケットと不動産に集中しているため、新戦略の立ち上げはより幅広い投資家に提供することを目的としている。
国連のデータでは、2050年までに新興国経済をネット・ゼロに転換するには125兆ドルの投資が必要と予想されており、規制当局もすでに企業に対して移行計画の策定と開示を望んでいる。
ロベコによれば、新しい戦略は、トランジション・リーダーたる企業と遅れをとる企業を区別するためのフレームワークを使用し、志向性、測定可能性、信頼性といった主要原則を遵守しつつ、持続可能な開発で前進的な企業に融資するアプローチを活用する。
【参照ページ】
(原文)Robeco positions Asian bonds fund for transition investing
(日本語参考訳)ロベコ、アジア債権ファンドをトランジション投資に位置づけ