1月24日、キリンビバレッジ株式会社は、地球温暖化対策の一環として、日本自然エネルギー株式会社との包括契約を締結し、「グリーン電力自動販売機」の全国展開を発表した。
「グリーン電力自動販売機」は、稼働に必要な年間消費電力量に相当する「グリーン電力証書」を取得することで、自動販売機が使用する電力が再生可能エネルギーによって発電されたものとみなされ、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることが可能だ。
これに伴い、「グリーン電力自動販売機」には、専用のPOPが掲出され、取得した「グリーン電力証書」や「CO2の排出量実質ゼロ」を示すマークが設置される。これにより、消費者に対して地球環境の保全への貢献を訴求するとともに、再生可能エネルギーの普及に寄与することが期待される。
また、キリンビバレッジは今後も、環境課題に総合的に取り組み、地球の豊かな恵みを将来にわたって引き継ぐことを目指す。これには、生物資源や水資源、容器包装、気候変動など、複合的かつ相互に関連する環境課題に対する取り組みが含まれる。
同社は、バリューチェーンに関わる全ての関係者と共に、自然と人にポジティブなインパクトを与えるための様々な取り組みを積極的に推進していくことを表明している。