Amazon、Engieと473MWの洋上風力発電の購入契約を締結

アマゾン、Engieと473MWの洋上風力発電の購入契約を締結

1月30日、電力会社Engieは、スコットランドにあるOcean Windsのモレー・ウェスト洋上風力発電所から473MWの再生可能エネルギーを調達するための、Amazonとの新たな企業間電力購入契約(CPPA)を発表した。

本契約は、同風力発電所の予測エネルギーの半分以上を確保するもので、英国の家庭65万戸以上の年間電力にほぼ相当する。

Ocean Windsは、EDP RenewablesとENGIEが折半出資する洋上風力発電専門のジョイントベンチャーである。60基のタービンを備えた882MWの風力発電所は、開発・建設計画を加速させ、現在スコットランド沖約22.5キロに建設中だ。

本契約は、Amazonが2023年に100以上の新しい太陽光発電と風力発電プロジェクトに投資し、4年連続で再生可能エネルギーの最大の企業購入者の称号を獲得し、同社のクリーンエネルギー容量のパイプラインを年間77,000GWh以上、720万世帯の電力需要にほぼ匹敵すると発表した最近の発表に続くものである。

Amazonは、2030年という当初の目標を前倒しして、2025年までに同社に帰属する電力の100%を再生可能エネルギーで賄うことを見込んでいる。2023年には事業の90%以上を自然エネルギーで賄う。

【参照ページ】
(原文)Amazon signs a PPA with ENGIE to procure 473MW of renewable energy
(日本語参考訳)Amazon、Engieと473MWの洋上風力発電の購入契約を締結

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-16

    SSBJ公開草案の重要ポイント解説:今後の気候変動の情報開示はどう動くか

    2024年3月29日、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国内のサステナビリティ開示基準の草案…
  2. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  3. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…

ピックアップ記事

  1. 2024-5-2

    環境NGO、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力に気候変動株主提案を再提出

    4月15日、環境NGOの3団体は、MUFG、SMFG、みずほFG、中部電力の4社に対し、気候変動株…
  2. MUFG

    2024-4-30

    MUFG、サステナブルファイナンス目標を100兆円に引き上げ

    4月1日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、サステナブルファイナンスの実行額目標を…
  3. 2024-4-30

    経産省とJPX、SX銘柄2024として15社を選定

    4月23日、経済産業省と東京証券取引所(JPX)はサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX…
ページ上部へ戻る