1月11日、英金融大手バークレイズは、コーポレート&インベストメント・バンク部門内にエネルギー移行グループを新設することを発表した。新グループは、潜在的なエネルギー転換の機会を探る顧客に対し、戦略的アドバイスを提供する役割を担う。
新チームは、バークレイズのグローバルな天然資源、電力、サステナブル・インベストメント・バンキング、インパクト・インベストメント・バンキングの各チームに所属する業界セクターのスペシャリストで構成される。同チームは、水素、エネルギー転換ファイナンス、炭素回収、再生可能エネルギー、自然エネルギー、再生可能天然ガスなど、エネルギー転換に関する幅広い専門知識を提供する。
バークレイズは、2050年のネット・ゼロの野望を発表した最初のグローバル・バンクのひとつであり、融資による排出量の削減に取り組んでいる。 同社は、2023年から2030年末までの間に、顧客の長期的なグリーン・ファイナンス、ソーシャル・ファイナンス、トランジション・ファイナンス、そしてより広範なサステナブル・ファイナンスのニーズを網羅し、1兆ドル(約150兆円)のサステナブル・ファイナンスとトランジション・ファイナンスを促進する目標を掲げている。
【参照ページ】
(原文)Barclays establishes new Energy Transition Group to support clients on the path to net zero
(日本語参考訳)バークレイズ、顧客のネット・ゼロ支援に向けエネルギー移行グループを新設