1月16日、バイオテクノロジー・スタートアップのZymoChemは、米エネルギー省からの資金調達と既存の収益に加え、シリーズA資金調達ラウンドで得た資金で2,100万ドル(約30億円)を調達し、同社初の高性能材料の上市と最初の提携製品の商業規模への前進に充てると発表した。
2013年に設立されたカリフォルニア州を拠点とするZymoChemは、微生物を使って再生可能な原料を、CO2排出量がほぼゼロの高価値の生分解性ポリマーに変換する。同社によると、本プロセスは石油ベースの製品よりもコスト面で有利で、現在のバイオ製造よりも高い収率で材料を生産する。
今回の資金調達ラウンドは、バイオサイエンスに特化したベンチャー投資家であるブレイクアウト・ベンチャーズが主導し、ルルレモン・アスレティカやトヨタ・ベンチャーズなどの新規投資家、GSフューチャーズ、KdTベンチャーズ、カバロ・ベンチャーズなどの既存投資家も参加した。
【参照ページ】
(原文)ZymoChem Secures $21M Series A Funding Round Led by Breakout Ventures with New Investments from lululemon and Toyota Ventures
(日本語参考訳)バイオテクノロジー・スタートアップのザイモケム、30億円を調達