米エネルギー省、インフレ抑制法クリーンカー減税の対象車種発表

12月30日、米エネルギー省は、インフレ抑制法(IRA)の「クリーンカー減税」で2024年に減税対象となる車種リストを発表した。

2023年以降に新車で購入されるEV、プラグイン・ハイブリッド車、燃料電池車には、最高7,500ドル(約110万円)の連邦所得税控除が適用される可能性がある。

控除を受けられるかどうかは、車両の希望小売価格、最終組立場所、バッテリー部品や重要鉱物の調達先、修正調整後総所得(AGI)など、いくつかの要因によって異なる。

2023年以前に購入された適格車両は、最高7,500ドル(約110万円)と同様の税額控除、2023年以降に購入された中古車は、最高4,000ドル(約60万円)の税額控除を受けることが可能。州および/または地域の税制優遇措置が適用される場合もある。

2024年からは、販売店で即減額措置が受けられるようになる。但し、この新ルールの適用を受けるためには、販売店が事前に連邦政府に登録申請しなければならない。

【参照ページ】
Federal Tax Credits for Plug-in Electric and Fuel Cell Electric Vehicles Purchased in 2023 or After

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-11-22

    SEC、インベスコを誤解を招くESG投資表示で告発、1,750万ドルの罰金

    11月8日、米国証券取引委員会(SEC)は、アトランタ拠点の登録投資顧問会社インベスコ・アドバイザ…
  2. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る