9月5日、アサヒバイオサイクルが販売するビール酵母細胞壁を活用した肥料が豊田スタジアムの芝向け肥料として採用された。
採用が決定した肥料は、ビール製造工程で発生する副産物のビール酵母を活用した食品由来の資材。植物の根の成長促進や免疫力の向上に対する効果が実証されており、芝の品質向上、農薬や化学肥料の使用量の低減により環境負荷の低減に役立つものとして、農園の他に全国各地のゴルフ場や野球場などでも使用されている。
本肥料は、2021年10月からフィールド外周での芝生育の比較試験を開始し、芝の根張りや回復力など良好な試験結果を受け、23年5月から全面採用となった。
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ビール製造工程の副産物を活用した「ビール酵母細胞壁」由来の農業資材(肥料原料)が、「豊田スタジアム」の芝管理に採用