6月14日、不動産および投資運用に特化したプロフェッショナルサービスプロバイダーであるJLLは、商業用不動産のオーナーや投資家が二酸化炭素排出量を把握し、対処することを目的とした、コンサルティングサービスとテクノロジーベースの新しいサービス「脱炭素戦略」を開始した。
JLLによると、本ソリューションは、同社の新しいSaaS技術である「Carbon Pathfinder」を搭載している。同社の技術部門であるJLLテクノロジーズが自社開発したCarbon Pathfinderは、投資家や入居者の移行リスクを予測する技術により、炭素削減目標をサポートする投資計画の洞察を提供し、資本プロジェクトの計画や投資収益率の評価を可能にする。
本テクノロジーは、ポートフォリオレベルとビルレベルの両方のインサイトを提供し、脱炭素化計画の作成、科学的根拠に基づく目標に対するパフォーマンス評価、資本配分の意思決定に役立つデータ利用を可能にする。
【参照ページ】
(原文)JLL Launches CRE Decarbonization Solution
(日本語参考訳)JLL、商業用不動産向け脱炭素ソリューションの提供を開始