WFPとUNEP、世界の食料と水の安全保障を強化

5月5日、国連世界食糧計画(WFP)と国連環境計画(UNEP)は、気候危機、環境悪化、生物多様性と生態系の喪失が食糧と水の安全保障に与える壊滅的な影響に取り組むための協定に調印した。

WFPのシンディ・マケイン事務局長とUNEPのインガー・アンダーセン事務局長がナイロビで署名した本協定は、気候変動への適応、自然に優しい食料システム、水資源管理、生態系の回復に関する協力関係を進めるものである。

WFPとUNEPは、地域コミュニティ、地方自治体、地域機関、国連パートナー等の関係者と協力し、劣化した生態系の回復、気候危機に適応するための行動の構築と拡大、持続可能な農法の支援といった能力とデータと科学を一致させることにより、脆弱なコミュニティの食糧、水、環境の安全向上を目指す。

【参照ページ】
(原文)WFP and UNEP bolster global food and water security
(日本語参考訳)WFPとUNEP、世界の食料と水の安全保障を強化

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成しています。今後の動向により内容は随時更新され…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-24

    GHGプロトコル、企業排出報告の信頼性向上へ―新たな公開協議を実施

    10月20日、温室効果ガス(GHG)排出会計の国際基準を策定するGHGプロトコルは、Scope2基…
  2. <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025-10-20

    <最新>SBTi FLAGの概要とガイダンスの改訂ポイント

    2025年10月に、SBTi(Science Based Targets initiative)は…
  3. 【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    2025-10-15

    【特別対談】人的資本が企業価値を作るーANAが実践するサステナビリティ経営戦略に学ぶ(前編)

    本記事は、ESG Journalを運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下シェルパ)のC…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る