2月15日、バイデン政権は、便利で信頼性の高い米国製のEV充電ネットワークを構築し、「アメリカの素晴らしいドライブ旅行を電化する」ことを目的とした一連の最新アクションを発表した。 これらの措置は、米国がバイデン大統領の野心的な目標を達成し、気候危機に立ち向かうために、米国の高速道路や地域社会に50万台のEV用充電器の全国ネットワークを構築し、2030年までに新車販売の少なくとも50%をEVが占めるようにするものである。また同時に、国内のEVおよびEV用充電産業の構築を継続する産業戦略を推進するものである。
バイデン大統領の超党派インフラ法は、EV充電に75億ドル(約1兆円)、クリーン輸送に100億ドル(約1兆3,674億円)、EVバッテリー部品、重要鉱物、材料に70億ドル(約9,571億円)以上を投資している。これらの主要プログラムは、インフレ抑制法の先進電池に対する画期的な支援、EVの購入や充電インフラの設置を支援するための税額控除の新設・拡大、さらに国内製造を促進しEV充電の全国ネットワークを構築するための他の数十の連邦政府のイニシアティブを補完するものである。
その結果、米国の将来の交通機関は、これまで以上にクリーンで安全、かつ手頃な価格で信頼性の高いものになる見込みである。本発表は、大統領の産業戦略の成功をさらに証明するものであり、クリーンエネルギーへの移行が米国の製造業と高賃金の組合員雇用によって推進されることを確実にするものである。
バイデン大統領のリーダーシップと記録的な連邦政府の投資により、大統領就任以来、EVの販売台数は3倍になり、公に利用可能な充電ポートの数は少なくとも40%増加した。現在では、300万台以上のEVが走行し、全米で13万台以上の公共充電器が設置されている。便利で信頼性の高い充電ネットワークの構築をさらに加速させることは、EVの充電をシームレスにするために決定的に重要である。
今日、Tesla、General Motors、EVgo、Pilot、Hertz、bpなどの企業が、今後2年間に数千の公共充電ポートでネットワークを拡張する新たなコミットメントを発表しており、民間資金を活用して連邦政府のドルを補完し、国のEV充電目標をさらに手の届くところまで近づけている。
【参照ページ】
(原文)FACT SHEET: Biden-Harris Administration Announces New Standards and Major Progress for a Made-in-America National Network of Electric Vehicle Chargers
(日本語参考訳)バイデン政権、EV用充電器の米国製全国ネットワークに向けた新基準と大きな進展を発表