ホンダとLG、米国でEV用電池を製造する5,ooo億超のJVを設立

ホンダとLG、米国でEV用電池を製造する5,ooo億超のJVを設立

1月13日、ホンダとLGエナジーソリューション(LGES)は、ホンダが生産するEV用リチウムイオン電池を量産する合弁会社を正式に設立し、オハイオ州に35億ドル(約4,496億円)の工場を建設する計画を発表した。

新合弁会社は、昨年、ホンダが北米を含む主要市場において、2030年までに40%、2035年までに80%としていた電気自動車および燃料電池車の販売比率を、2040年までに100%とするなどの積極的な電動化目標を発表したことを受けて、両社が発表していたものである。

新JVは、オハイオ州ジェファーソンビル近郊で今年初めの電池工場着工を目指し、2025年末までに先進的リチウムイオン電池セルの大量生産を開始する計画で、年間生産能力は約40GWhを見込んでいる。

両社は、JVに関連する投資額は全体で44億ドル(約5,652億円)に達する見込みであると述べる。

【参照ページ】
LG Energy Solution and Honda Formally Establish Battery Production Joint Venture

関連記事

“導入事例へのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. 2024-4-18

    オーストラリア裁判所、グリーンウォッシュ訴訟でバンガードに有罪判決

    3月28日、オーストラリアの連邦裁判所は、バンガード・インベストメンツ・オーストラリアが、同社のE…
  2. 上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    2024-4-15

    上場企業の40%以上がスコープ3排出量の報告を開始

    4月に発表した、投資データ・リサーチプロバイダーであるMSCIの新しいレポートによると、世界の上場…
  3. SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    2024-4-15

    SBTi、ネット・ゼロ目標における炭素クレジットの役割拡大を認める

    4月9日、科学的根拠に基づく目標設定イニシアティブ(SBTi)は、企業の環境持続可能な行動を気候変…

アーカイブ

ページ上部へ戻る