EU外相は7月12日、「A globally connected Europe」と呼ばれる欧州と世界を結ぶグローバルなインフラ計画を立ち上げることで合意した。
背景には高い成長を続けるアジアやEUの領域に近いバルカン半島諸国で、中国の存在感が高まってきた現状への警戒感がある。環境や透明性を前面に出し、発展途上国や新興国に新たな選択肢を示す。日本、アメリカ、インド、ASEAN、G7などとの協力も進めるとし、2022年春までに文書の内容を具体化する予定だ。
【参照ページ】A globally connected Europe: Council approves conclusions