企業の淡水目標拡張へ新指針、SBTNが検証パイロット参加企業を募集

2月10日、Science Based Targets Network(SBTN)はAccountability Acceleratorと共同で、企業が拡張版の淡水目標を設定・検証するためのパイロットプログラムの参加募集を開始した。2025年の公開コンサルテーション結果を踏まえ、2026年に公表予定の「淡水目標設定ガイダンス Version 2」では、地下水や農薬の影響を対象範囲に追加し、企業の淡水関連インパクトをより広範に評価できるようにする。

SBTNは同ガイダンスの試行を通じ、目標設定手法および検証プロセスの改善を図り、信頼性・実務性・拡張性の確保を目指す。参加申請の締切は2026年3月10日、パイロット期間は同年6月から9月まで。最大6社が参加し、低負担で学習可能なオブザーバー参加枠も設けられる。

参加企業は、無償の検証サービス、専門家による技術支援、個別相談時間の提供を受けるほか、情報開示を行う企業にはSBTNの広報やイベントを通じた先進企業としての認知機会が提供される。参加条件として、事業活動またはサプライチェーンに淡水関連影響を有すること、外部コミュニケーションでの言及への同意、Step Up For Natureイニシアチブへの参加、社内体制の確保、期限内対応に必要な人員確保などが求められる。

パイロット期間中、企業は重要性評価と優先順位付け(ステップ1–2)、および必要に応じて水量(地表水・地下水)と水質(栄養塩負荷・農薬)を含む淡水目標(ステップ3)を提出する。プログラムは導入セッション、定期相談、最終ワークショップ、フィードバック収集を含む。終了後、参加企業は6か月以内の目標公開が推奨されている。

(原文)Applications open for companies to pilot expanded freshwater targets

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