1月3日、先進的なリサイクル企業であるNexus Circularは、リサイクルが困難で、埋立地に存在するプラスチックからバージン品質のプラスチックを生産するための独自のリサイクルソリューションを加速させるため、1億5,000万ドル(約198億円)を調達した。
Nexusは、リサイクル団体と協力して、使用済みプラスチック、特にリサイクル困難なフィルムを埋立地から回収している。同社独自の熱分解技術とプロセス設計により、これらのフィルムやプラスチックを高品質な材料に変換し、グローバル企業が循環型プラスチック製品を製造するために使用できる。
同社は現在までに、700万ポンド(約11億円)以上のプラスチックを埋立地から転換している。
今回の資金調達により、同社は、拡大する顧客基盤に対応し、再生プラスチック製品の膨大な需要に応えるため、さらなる生産能力を構築する。同社は、年間2億5000万ポンド(約398億円)以上の使用済みプラスチックを処理する能力を持つ施設を建設予定であると述べている。
Cox Enterprisesはこの投資ラウンドを主導し、同社の過半数株主となり、 Nexus Circularの高度なリサイクルプロセスの拡大に取り組む。
【参照ページ】
(原文)Nexus Circular Secures $150 Million to Accelerate Momentum of Advanced Recycling Solution for Plastics
(日本語参考訳)Nexus Circular、約198億円を調達し、プラスチックリサイクルソリューションを拡大