12月19日、第 15 回国連生物多様性会議(COP15)の閉会日に、新たに5つの小売・ビジネス団体が「Race to Zero」 へ加盟することを発表した。
ABComm(ブラジル)、ACCI(ギリシャ)、amfori(グローバル)、CBL(オランダ)、SOCR ČR(チェコ共和国)は、英国小売連合(BRC)、オーストラリア小売業協会(ARA)、ユーロコマース、さらに7つの国内協会に加わり、合計15団体が小売セクター全体で気候変動対策を推進するために動員されることになった。
小売キャンペーンは、国連気候変動ハイレベル・チャンピオンの支援を受け、ベストバイ、H&Mグループ、イングカグループ(イケア)、キングフィッシャー、ウォルマートが設立し、WBCSDが主催している。
本キャンペーンの目的は、各国および地域の小売協会が、2030年までに小売業界でネット・ゼロを実現するために、「Race to Zero Retail Centre of Excellence」を通じて会員の脱炭素化への能力構築を支援することである。
【参照ページ】
Five new retail associations pledge to accelerate the Race to Zero at COP15