COP15で新たに5つの小売業協会が「Race to Zero」の加盟を約束

COP15で新たに5つの小売業協会が「Race to Zero」の加盟を約束

12月19日、第 15 回国連生物多様性会議(COP15)の閉会日に、新たに5つの小売・ビジネス団体が「Race to Zero」 へ加盟することを発表した。

ABComm(ブラジル)、ACCI(ギリシャ)、amfori(グローバル)、CBL(オランダ)、SOCR ČR(チェコ共和国)は、英国小売連合(BRC)、オーストラリア小売業協会(ARA)、ユーロコマース、さらに7つの国内協会に加わり、合計15団体が小売セクター全体で気候変動対策を推進するために動員されることになった。

小売キャンペーンは、国連気候変動ハイレベル・チャンピオンの支援を受け、ベストバイ、H&Mグループ、イングカグループ(イケア)、キングフィッシャー、ウォルマートが設立し、WBCSDが主催している。

本キャンペーンの目的は、各国および地域の小売協会が、2030年までに小売業界でネット・ゼロを実現するために、「Race to Zero Retail Centre of Excellence」を通じて会員の脱炭素化への能力構築を支援することである。

【参照ページ】
Five new retail associations pledge to accelerate the Race to Zero at COP15 

関連記事

“イベントへのリンク"

おすすめ記事

  1. 2024-4-9

    SBTN(Science-Based Targets for Nature)とは。企業のネイチャーポジティブ経営を実現する目標設定の方法論を解説。

    TNFDのフレームワークが公開され、先進企業ではフレームワークに基づく情報開示が進みつつある(20…
  2. 2024-4-2

    【さくっと読める】TNFDの開示とは。重要ポイントを抽出。

    2023年9月、TNFDのフレームワークが完成し公開された。2023年時点でTNFDに基づく開示を…
  3. 2024-3-26

    【さくっと読める】ESGスコアとは。基本的知識を解説。

    今月から、サスティナビリティ情報開示で関心の高いテーマについて、さくっと読める解説コラムを発行して…

ピックアップ記事

  1. アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    2024-4-25

    アップルのサプライチェーンの95%、2030年までに100%再生可能エネルギー使用を約束

    4月17日、アップルは、バリューチェーンの脱炭素化という目標に向けて大きく前進していることを発表し…
  2. 2024-4-24

    ダウとP&G、プラスチック・リサイクル技術の共同開発契約を締結

    3月25日、 米国の化学世界大手であるダウと消費財業界大手のP&Gは、プラスチック・リサ…
  3. 2024-4-24

    住商グループとパートナー企業、太陽光発電パネルの再利用・リサイクル実証実験に着手

    3月28日、住友商事、三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、SMFLみらいパートナーズ…

ページ上部へ戻る