1月3日、イタリアのエネルギー企業であるEniは、モビリティ分野のバリューチェーン全体で気候変動に焦点を当てた垂直統合型の新会社「Eni Sustainable Mobility」の立ち上げを発表した。
本発表は、Eniが2021年に立ち上げた、自然エネルギー、小売、e-モビリティの統合事業であるプレニチュードに続くものである。
新会社は、Eniのベニスおよびゲラのバイオ精製所など、既存のバイオ精製およびバイオメタン資産を組み入れ、新規プロジェクトの開発を監督する。また、水素や電気、バイオメタン、HVO(水素化植物油)などの複数のエネルギーキャリアや、ビチューメン、潤滑油、燃料などのその他のモビリティ製品を販売・流通する、欧州の5000以上の販売拠点ネットワークも含まれる。
Eni Sustainable MobilityはEniの直轄事業となり、ステファノ・バリスタCEOが指揮を執ることになる。
【参照ページ】
Eni announces the incorporation of Eni Sustainable Mobility, its new mobility transition company