11月2日、ビルディングインテリジェンスSaaSを提供するInfogridは、ESG分析および炭素管理プラットフォームのAquicoreを買収したことを発表した。
InfogridのAI搭載SaaSプラットフォームは、IoTセンサーを通じて何十億ものビルデータを収集、結合、分析し、企業の不動産家主や設備管理担当役員にリアルタイムのインテリジェンスを提供する。
ワシントンD.C.を拠点とするAquicoreは、2012年に設立され、不動産向けのエネルギー管理および運用プラットフォームとして立ち上げられた。両社のソリューションは、米国内の1,000棟以上の建物に導入されており、不動産機関が高品質のESGデータを取得し、効率化プロジェクトや脱炭素化戦略を特定・実現し、建物ポートフォリオ全体のエネルギーと炭素のパフォーマンスを向上させることをサポートしている。
Infogridによると、本買収により、同社のAI搭載技術とAquicoreのESGレポートおよび分析能力を融合させ、両社の能力を強化する。Aquicoreの60人規模のチームがInfogridに加わり、Aquicoreの創業者ローガン・ソーヤがシニア・リーダーシップ・チームに加わる。
【参照ページ】
(原文)Infogrid Acquires ESG Data and Analytics Firm Aquicore to Strengthen ESG Reporting Offering
(日本語訳)インフォグリッドがESGデータ・分析会社のアクイコアを買収し、ESGレポート提供体制を強化