9月23日、アクサグループのオルタナティブ投資事業であるAXA the IM Altsは、気候変動への対応と生物多様性の保全を目的とした自然ベースのソリューションのプラットフォームを拡大し、新たに「自然資本」戦略を開始することを発表した。本戦略は、アクサグループの投資家から5億ユーロのコミットメントを得て展開される。
本戦略は、昨年、アクサグループが持続可能な森林管理を支援するために15億ユーロ(約2,000億円)を投資することを約束したことの一部をなすものだ。アクサは、この投資により、年間25メガトンのCO2が回収されるものと見込んでいる。
新戦略では、脆弱な自然生息地や価値の高い自然生息地を森林破壊から確実に保護するための活動への融資に重点を置く予定だ。これには、森林破壊の要因に対処するための資金や、自主的な炭素クレジットの発行を通じて定量化される森林保護の取り組みを向上させるための資金が含まれる。
【参照ページ】
(原文)AXA IM Alts commits €500 million to Natural Capital strategy
(日本語訳)AXA IM、5億ユーロの自然共生型ソリューション戦略を開始