8月29日、TotalEnergiesは、オランダのアンモニア・肥料工場であるYara Sluiskilから回収したCO2を輸送・貯蔵する商業契約をNorthern LightsとYaraの間で締結したことを発表した。
2025年初頭から、年間80万トンのCO2をオランダで回収・圧縮・液化し、ノルウェーのオイガルデン沖の海底下約2,600メートルの地層に恒久的に貯蔵するため、Northern Lightsのサイトに輸送される予定だ。
本件のような合意は世界初であり、欧州の重工業の脱炭素化において大きなマイルストーンとなり、サービスとしての国際的なCO2輸送・貯蔵への道を開くものだ。また、脱炭素化戦略の一環としてNorthern Lightsソリューションの活用を検討している欧州の産業界にとって、新たなスタンダードとなるものである。
【参照ページ】
(原文)Norway: Northern Lights Project Signs World’s First Commercial Agreement on Cross-Border CO2 Transport and Storage
(日本語訳)TotalEnergies、世界初の国境を越えたCO2輸送・貯留に関する商業契約を締結