8月30日、エネルギー企業のEquinorとWintershall Deaは、大規模な炭素回収・貯留(CCS)バリューチェーンの開発を目的とした新しいパートナーシップを結成し、ドイツの産業用CO2排出企業とノルウェーの大陸棚での貯留を結ぶと発表した。
両社は、この新しいプロジェクト「Norwegian-German CCS (NOR-GE)」が「ヨーロッパにおける温室効果ガス排出の削減に重要な貢献をすること」を目的としていると発表している。
本プロジェクトは、ドイツの年間産業排出量の約20%に相当する年間2000万〜4000万トンのCO2排出量を想定しており、ドイツのCO2回収拠点とノルウェーの貯蔵施設を結ぶ900kmのオープンアクセス・パイプラインが計画されている。
また、両社は、ノルウェー大陸棚に年間1,500万トンから2,000万トンのCO2を貯留するための海上CO2貯留ライセンスも共同で申請する予定だという。
【参照ページ】
(原文)Equinor and Wintershall Dea partner up for large-scale CCS value chain in the North Sea
(日本語訳)Equinor・Wintershall Dea、大規模なCCSプロジェクトで提携