BMO、排出権測定・クレジットプロバイダーRadicle Groupを買収

BMO、排出権測定・クレジットプロバイダーであるRadicle Groupを買収

7月20日、カナダの金融サービスプロバイダーであるBMO Financial Groupは、カルガリーを拠点とするサステナビリティアドバイザリーサービスおよびソリューションのRadicle Groupの買収を発表した。

Radicle Groupは2008年に設立され、温室効果ガス排出量を測定、認定、集計する世界初のソフトウェアプラットフォームの一つを開発することから始まった。現在では従業員130名にまで成長し、グローバルで4,000社以上の客に、企業の効率化、コスト削減、排出量削減を支援するソリューションや、カーボンオフセットの開発会社としてサービスを提供している。

Radicleの経営陣と従業員は、2022年末までに予定されている取引完了後、BMO Capital MarketsのGlobal Markets Groupの一員になる予定である。

本買収は、昨年発表されたBMOのClimate Ambitionに続くもので、業務上の排出削減から2050年までにネット・ゼロエミッションを達成するまでの一連の独自の気候に関するコミットメントや、顧客のネット・ゼロ移行におけるリードパートナーとなる目標が盛り込まれている。

【参照ページ】
(原文)BMO to Acquire Calgary-based Radicle Group Inc., a Leader in Environmental Services
(日本語訳)BMO、カルガリーを拠点とする環境サービスのリーディングカンパニーRadicle Group Inc.を買収

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る