7月16日、再生可能エネルギー企業のInfinityとインフラソリューションプロバイダーのアフリカ金融公社(AFC)は、アフリカ最大の自然エネルギーに特化した独立系電力会社であるLekela Powerを買収する計画を発表した。
本買収により、 Infinityはアフリカ大陸で最大の再生可能エネルギー企業となる予定だ。
AFCによると、今回の買収は、アフリカにおける再生可能エネルギー容量の劇的な成長が期待される中で行われた。アフリカ大陸の再生可能エネルギー設備容量は、2040年までにほぼ10倍の530GW以上に増加すると予想されており、そのうち太陽光発電は340GWに、風力は90GWに増加するとされている。また、再生可能エネルギー資源の増加は、アフリカの人口の約半数がまだ電気へのアクセスを持っていない中で、エネルギーアクセスを促進すると予測される。
2015年に設立されたLekelaは、アフリカ全域で公益事業規模のプロジェクトを提供している。買収案には、エジプト、セネガル、南アフリカで合計1GW以上の設備容量を持つ風力発電プロジェクトのポートフォリオと、グリーンフィールドプロジェクトの1.8GWのパイプラインが含まれている。Lekelaは現在、持続可能なインフラ投資家であるActisが60%、風力・太陽光発電事業会社Mainstream Renewable Powerが率いるコンソーシアムが40%を所有している。
【参照ページ】
(原文)Infinity Group and Africa Finance Corporation (AFC) to Buy Lekela Power in Africa’s Biggest Renewable Energy Deal
(日本語訳)インフィニティ・グループとアフリカ金融公社(AFC)がアフリカ最大の再生可能エネルギー案件であるレケラ・パワーを買収へ