3月22日、カナダ大手小売企業のLoblawは、2050年までにバリューチェーン全体で温室効果ガスの排出をネット・ゼロにする目標など、一連の新しい気候変動へのコミットメントを発表した。
企業としての二酸化炭素排出量を30%削減するという目標を2020年に達成し、当初の2030年目標を10年前倒しで達成したLoblawは、今度はフランチャイズネットワーク、配送センター、サプライヤーネットワークにまで取り組みの拡大を目指している。同社は、2040年までにScope 1と2の温室効果ガス排出量を、2050年までにサプライヤーから発生する排出量を含むScope 3を完全にゼロにする長期的なロードマップを作成する予定だ。
また、2030年までに埋立処分される食品廃棄物をゼロにすること、2025年までにコントロールブランドのすべてのプラスチックパッケージを再利用またはリサイクル可能にすること、2030年までに排出ゼロのトラック車両に移行することなど、サステナビリティに焦点を当てた一連の取り組みと目標について概説している。
【参照ページ】
(原文)Loblaw takes action on climate change with net-zero commitment
(日本語訳)Loblaw、バリューチェーン全体でネット・ゼロのコミットメントを設定