GPIF 、「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」 の選定結果を発表

2月7日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対して評価の実施を依頼した、「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」の2021年度の選定結果を発表した。結果としては、「優れた統合報告書」に延べ77社(前回77社)、「改善度の高い統合報告書」に延べ100社(前回94社)を選定した。

4機関以上の運用機関から高い評価を得た「優れた統合報告書」は以下の通り。

日立製作所(5機関)
東京海上ホールディングス(同上)
リコー(同上)
三菱UFJフィナンシャル・グループ同上)
オムロン(4機関)
伊藤忠商事の(同上)

「改善度の高い統合報告書」では3機関以上から票を得た企業はなく、幅広い企業が選定されている。

【参照ページ】
GPIF の国内株式運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」

関連記事

おすすめ記事

  1. 【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    2025-9-11

    【最新】TISFDとは?概要・指標から国内外基準との関連まで徹底解説

    気候変動や自然資本など、環境領域に関する開示が進みつつある中、次なるテーマは「社会」の領域。TIS…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…

ピックアップ記事

  1. 2025-10-29

    イベントレポート サステナビリティ経営フォーラム2025

    『本質に迫る対話とデータ活用 ~信頼を築く情報開示と戦略の再構築~』 ESG Journal…
  2. 【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2025-10-27

    【2026年本格適用】CBAM(炭素国境調整メカニズム)への実務対応ガイド

    2026年1月からEUでは炭素国境調整メカニズム(Carbon Border Adjustment…
  3. 2025-10-27

    GRIとCDP、環境報告の共通化へ―新マッピングでデータ活用を促進

    10月21日、国際的なサステナビリティ報告基準を策定するGlobal Reporting Init…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る