12月21日、Morgan Stanleyは、包摂研究所において「教育・キャリアにおける公平性コンソーシアム」を立ち上げたことを発表した。これは、多様な民族の学生を中心に、社会的弱者の高校生や大学生がより強いキャリアと経済的成果を得られるように支援することを目的とした新しい取り組みとなっている。
この取り組みは、米国の低・中所得層の高校生および大学生への支援に重点を置くパートナーのコンソーシアムを集めたもので、パートナー団体には A Better Chance, America Needs You, Braven, Hispanic Federation, iMentor および SEO が含まれている。
このコンソーシアムは、学生が地域社会で目にすることのないキャリアパスや機会に触れ、トレーニング、指導、コーチングを通じてスキルやネットワークを広げ、教育やキャリアの旅を通して学生のサポートシステムを構築することを目的としている。また、5年間で2,000万ドル(約23億円)を拠出し、世界中の低・中所得層の学生3万人以上に影響を与えることを目指す。
この取り組みは、Morgan Stanleyが昨年設立した包摂研究所に続くもので、恵まれない地域の経済的成果を高めるための投資、恵まれない地域への慈善活動支援、特に人種的公平性に焦点を当てた支援、そして会社内部の多様性と包括性の取り組みに対する支援と助言を行うことを使命としたものである。
【参照ページ】
(原文)Morgan Stanley Launches Initiative to Advance Equity in Education and Career Outcomes for Underrepresented Groups
(日本語訳)Morgan Stanley、社会的弱者のキャリア形成を促進するための取り組みを開始