ICVCMと世界銀行、カーボンクレジットのデジタルMRVで16項目を提言 サイバーセキュリティや第三者検証など

9月22日、自主的炭素市場のための十全性評議会(ICVCM)は、世界銀行と共同で進めた継続的改善作業プログラム(CIWP)を通じ、デジタル技術を活用したモニタリング・報告・検証(DMRV)の十全性に関する報告書を公表した。
報告書は、DMRVの責任ある導入に向け16項目を提言した。内容は、ガバナンス・定義・制度基盤、サイバーセキュリティ・データの完全性・利益相反、透明性・情報開示、検証・データ品質保証、公平性・権利・地域社会への影響、能力構築・アプローチの収れんの6分野に分類される。
具体的には、デジタルツール導入前の独立した承認、サイバーセキュリティやデータ改ざんへの対応、使用するデジタル技術の前提や適用範囲、限界の開示などを提言した。また、デジタル化後も独立した妥当性確認・検証の重要性は変わらないとし、検証機関(VVB)のデジタル分野の能力強化を求めた。
報告書は、既存のコア・カーボン原則(CCPs)とCCP評価枠組みが、デジタル環境における十全性評価の基盤になるとしている。
原文:New report explores integrity requirements for digital Monitoring, Reporting and Verification (DMRV)
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