日本政府、AI基本計画を改定 「バーティカルAI」と「フィジカルAI」を成長戦略の柱に

7月14日、日本政府は「人工知能基本計画」の第Ⅱ期計画を閣議決定した。「世界で最もAIを開発・活用しやすい国」を目標に掲げ、社会全体でAIを前提に業務や制度を変革する「AIトランスフォーメーション(AX)」を推進する。
計画では、特定分野に特化した「バーティカルAI」と、ロボットや自動運転など現実空間で動作する「フィジカルAI」を日本の競争力強化の柱に位置付けた。行政、医療・介護、教育、金融、製造業、農林水産業、物流、公共交通、防災などへの導入を進める。
政府は、18万人規模の職員が利用するガバメントAI「源内」を拡充し、AIエージェントへの対応や自治体への展開を進める。データセンター、半導体、計算資源、電力・通信インフラへの投資も強化する方針だ。
一方、ディープフェイク、著作権侵害、雇用への影響、自律型サイバー攻撃などのリスクに対応するため、AI法の運用見直しやAIセーフティ・インスティテュートの機能強化を進める。「信頼できるAI」を軸に、AIの利活用、開発、ガバナンス、人材育成を一体的に推進する。
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