リオ・ティントとAWS、低炭素「Nuton銅」を米データセンターに供給へ

1月15日、リオ・ティントは、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と戦略的協業を開始すると発表した。米国アリゾナ州のジョンソン・キャンプ銅鉱山で、Nuton®のバイオリーチング技術が産業規模で展開されたことを受け、AWSはNuton技術による銅の初の顧客となる。契約期間は2年間で、AWSは米国内データセンターの部材に、初めて生産されたNuton銅を使用する。
同時にAWSは、クラウド上のデータ解析基盤を提供し、銅回収率予測や酸・水使用量の最適化を通じて、Nuton独自技術の高度化を支援する。Nutonは自然由来の微生物を用いて硫化鉱から銅を抽出するモジュール型技術で、デジタル解析と組み合わせることで迅速な拡張と鉱床特性への適応を可能にしている。
この工程により、鉱山現地で純度99.99%の銅カソードを生産でき、従来必要だった選鉱・製錬・精錬工程を不要とする。水使用量と炭素排出量の削減に加え、これまで廃棄物とされていた鉱石からの価値回収も実現する。両社は、低炭素素材の国内供給を通じ、データセンター向け重要資源の安定確保とサステナブルなサプライチェーン構築を進めるとしている。
(原文)Rio Tinto and Amazon Web Services collaborate to bring low-carbon Nuton copper to U.S. data centres
(日本語参考訳)リオ・ティントとアマゾン・ウェブ・サービスが協力し、低炭素のヌートン銅を米国のデータセンターに導入

