IUCNレッドリスト更新版発表、マグロ類は回復傾向

IUCNレッドリスト更新版発表、マグロ類は回復傾向

9月4日、商業的に漁獲されるマグロ類4種は、この10年間にわたる地域漁獲枠の制限の成果として、回復に向かっていることが『IUCN絶滅危惧種レッドリスト』の更新版により明らかになった。

『IUCNレッドリスト』には、今では138,374種が掲載されており、そのうち絶滅の脅威に晒されているのは38,543種にのぼる。

【参考記事】欧州委員会、バルト海の漁業機会に関する提案を採択。資源回復を最優先に

IUCNレッドリスト更新版は、海への圧力が増しているにもかかわらず、もし各国が持続的に実行するのであれば,種は回復することができるという強力な兆候であるとし、マルセイユでのIUCN世界保全会議に参加している国とその他の関係者は、この機会を捉え、生物多様性保全という大きな志を高め、健全な科学邸データに基づいた拘束力のある目標に向けて作業を進めなければならないとした。

【参照ページ】海洋生物への圧力が増大しているにもかかわらず,マグロ類は回復しつつある- IUCNレッドリスト

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