
5月14日、ESGに特化したAIソリューションのリーダーであるデータマランは、企業のサステナビリティ担当者向けに設計された新しいグローバル・コミュニティ・プラットフォーム「Harbor」を正式に発表した。このプラットフォームは、世界中の社内サステナビリティ専門家がつながり、知見を共有し、戦略的な意思決定を支援することを目的としている。
Harborは、ESG関連の規制強化、ステークホルダーの期待の高まり、そしてESGそのものへの反発といった複雑な課題に直面する専門家を支援する場として立ち上げられた。データマランは、「理解・支援・行動力の提供」をコンセプトに、Harborを安全かつ協力的な空間と位置づけている。
Harborが提供する主な機能:
- グローバルな同業者とのネットワーキング機会
- 規制や政策の最新動向を提供する週次アップデート
- 主要トピックに焦点を当てた月刊ニュースレター
- オンラインおよび対面でのイベントカレンダー
- キャリア機会を支援するジョブボード
Harborは、企業のESG戦略やリスクマネジメント、レポーティング、コンプライアンス、広報を担当するプロフェッショナルであれば無料で参加可能だ。さらに、年間購読制のプレミアムプラン「Harbor+」も用意されており、規制当局や基準設定団体との限定セッション、ESGポリシーブリーフ、専門家主導のワークショップなどの高度な支援が受けられる。
データマランは2014年の創業以来、ESGに特化した情報・分析ツールとコミュニティ支援を展開しており、「Harbor」はその集大成とも言える存在だ。データマランは今回の発表に際し、「変化の時代において、サステナビリティ・リーダーが孤立せず、安心して前進できる場所を提供する」と強調している。
(原文)Datamaran Launches Harbor – A New Community Platform for Corporate Sustainability Professionals
(日本語参考訳)Datamaran、企業のサステナビリティ担当者のための新しいコミュニティ・プラットフォーム「Harbor」を発表