1月9日、EQTは、北米における分散型エネルギー資産の設計・構築・運営を行うScale Microgridsの買収契約を締結した。この取引は、EQTが進める「トランジション・インフラ戦略」の一環であり、クリーンエネルギーと持続可能な経済への移行を支援する目的で行われた。

Scale Microgridsは、ニュージャージー州リッジウッドを拠点とする企業で、太陽光発電や蓄電池、燃料電池、天然ガス発電など多様な技術を活用し、データセンターや大学、病院などに向けたエネルギーソリューションを提供している。同社のポートフォリオには約250MWの運用中・建設中の資産が含まれ、さらに2.5GWの開発パイプラインを持つ。

EQTのトランジション・インフラ戦略は、サステナブルなエネルギーソリューションを提供する企業の成長を加速させることを目的としており、今回の買収は北米での最初の投資となる。EQTのパートナー、ヤン・ヴェセリー氏は、「Scale Microgridsの買収は、エネルギー移行を推進し、気候変動に強い未来を築く我々のコミットメントを示すものだ」とコメントしている。

ScaleのCEO、ライアン・グッドマン氏は、「EQTの資源と専門知識により、我々の成長を加速させる新たな可能性が広がる」と述べ、過去の株主であるWarburg Pincusに感謝の意を示した。

【参照ページ】
(原文)EQT to acquire distributed energy company Scale Microgrids
(日本語参考訳)EQT、分散型エネルギー企業スケール・マイクログリッドを買収

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