12月5日 、SEKOロジスティクスは、2023-2024年度の環境、社会、ガバナンス(ESG)報告書を発表した。これには、同社が達成した進捗と、短期および長期のESG目標に向けた継続的な取り組みが示されている。
SEKOのグローバルサステナビリティ担当副社長であるカイ・リンカーン氏は、「再生可能エネルギーの導入や低炭素オプションの採用を進め、施設内での改善を継続している」と述べた。
報告書の主なハイライトは以下の通りである:
- 持続可能な航空燃料(SAF):2024年第3四半期、SEKOとユナイテッド航空は、貨物部門で最大のSAF契約を締結した。SAFは既存のインフラを利用でき、即時に炭素排出量削減を実現する再生可能な航空燃料である。
- 電動トラックへの投資:2024年11月、SEKOは深圳での環境に優しい物流オプションとして、電動トラックによるパレットや小口貨物の回収を行うことを決定した。
- 人道支援:SEKOはAirlinkと提携し、2023年に15カ国に1,074トンの必需品を届け、100万人以上に救援物資を提供した。
- 環境に優しい施設:オーストラリアのSEKOオフィスは、ソーラーパネル、LED照明、EV充電ステーションなどを備えた施設に移転し、2030年までに所有施設のカーボンニュートラルを目指す。
SEKOのCEO、ジェームズ・ガニー氏は、「グローバルな不確実性に直面しながらも、ESGへのコミットメントは揺るぎない」と述べた。
【参照ページ】
(原文)SEKO Logistics Releases 2023-2024 ESG Report
(日本語参考訳)SEKO Logistics、2023-2024年ESGレポートを発表