ESG・EHSデータを管理する統合プラットフォーム製品が発売

10月22日、環境・衛生・安全管理(EHS)・サステナビリティに関するプラットフォームを提供するBenchmark Gensuiteは、ESG・サステナビリティ・EHSデータに関する複雑化・大量化する要求の管理・対応方法を変革するために設計された製品である、Responsioの発売を発表した。

これは、同社の初のエンドツーエンドのAI駆動型製品であり、受領から回答までのすべての段階を管理する統合プラットフォームである。Responsioを使用することで、ユーザーはリクエストの記録、担当者の割り当て、回答のためのコラボレーションを一元的に行える。

また、ResponsioはAI技術を駆使し、過去の提出内容を参考にした関連性の高い回答を自動生成するため、迅速かつ正確な回答が可能となるという。これにより、規制対応や利害関係者の要望が増加する現代の企業にとって重要な戦略的資産となる。

また、Responsioは同社の他のESGおよびEHSソリューションとシームレスに統合されているため、データ管理を効率化することができ、企業全体の運営効率と透明性を向上させることが可能だという。

【参照ページ】
(原文)Benchmark Gensuite Announces Responsio to Enhance Disclosure Response
(日本語参考訳)ベンチマーク・ジェンスイート、開示対応を強化するResponsioを発表

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