ESG・EHSデータを管理する統合プラットフォーム製品が発売

10月22日、環境・衛生・安全管理(EHS)・サステナビリティに関するプラットフォームを提供するBenchmark Gensuiteは、ESG・サステナビリティ・EHSデータに関する複雑化・大量化する要求の管理・対応方法を変革するために設計された製品である、Responsioの発売を発表した。

これは、同社の初のエンドツーエンドのAI駆動型製品であり、受領から回答までのすべての段階を管理する統合プラットフォームである。Responsioを使用することで、ユーザーはリクエストの記録、担当者の割り当て、回答のためのコラボレーションを一元的に行える。

また、ResponsioはAI技術を駆使し、過去の提出内容を参考にした関連性の高い回答を自動生成するため、迅速かつ正確な回答が可能となるという。これにより、規制対応や利害関係者の要望が増加する現代の企業にとって重要な戦略的資産となる。

また、Responsioは同社の他のESGおよびEHSソリューションとシームレスに統合されているため、データ管理を効率化することができ、企業全体の運営効率と透明性を向上させることが可能だという。

【参照ページ】
(原文)Benchmark Gensuite Announces Responsio to Enhance Disclosure Response
(日本語参考訳)ベンチマーク・ジェンスイート、開示対応を強化するResponsioを発表

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る