9月4日、Volvo Carsは完全電動化を引き続き目指しながら、電動化目標を市場の変化と顧客需要に合わせて調整すると発表した。2030年までに世界販売の90~100%を電気自動車にする目標を掲げており、完全電動車とプラグインハイブリッド車の両方を含むラインナップにする方針だ。また、同年までにCO2排出量を2018年比で65~75%削減する計画を発表した。

現在、Volvo Carsは5つの完全電動モデルを市場に投入しており、EX30がヨーロッパで3位の販売台数を誇る。今後も電動化を進め、充電インフラの整備や政府の支援が重要であることを強調している。

CEOのジム・ローワン氏は、「電動化の未来は明確で、我々の戦略は柔軟でありながらもサステナビリティを推進する」と述べた。

【参照ページ】
(原文)Volvo Cars adjusts electrification ambitions, remains committed to fully electric future
(日本語参考訳)ボルボ・カーズは電動化の野望を調整、完全電動化の未来への取り組みは継続

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る