Toilet Board Coalition、アクセラレーターの公募を開始

2月12日、水・衛生アクセラレーション団体「Toilet Board Coalition」は、世界有数のサニテーション・ビジネスのためのアクセラレーター・プログラムの公募を開始した。締切は2024年4月30日。

今回の公募は、アフリカ、アジア、中南米で活動する水・衛生関連事業者を対象としている。特に、低所得者層を顧客とする企業、顧客中心の衛生製品・サービスを提供するスケーラブルなビジネスモデルを持つ企業、再生可能な衛生製品を提供する起業からの応募を歓迎している。

Toilet Board Coalitionは、ユニリーバ、LIXIL、キンバリークラークの3社によって運営されており、持続可能な開発目標6.2「2030年までにすべての人に衛生設備を」の進展を加速するため、起業家と世界のビジネスリーダーや投資家のマッチングを行っている。これまでに70の中小企業を支援し、3,300万米ドル(約49億円)の資金調達を可能にした。

応募企業は、12ヶ月間の専門家サポートのほか、世界のビジネスリーダーや投資家とのマッチングを受けられる。

【参照ページ】
(原文)ACCELERATOR APPLICATIONS OPEN: 2025 COHORT
(日本語参考訳)Toilet Board Coalition、アクセラレーターの公募を開始

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-7-1

    カナダ年金基金、2030年までに4,000億ドルの気候投資

    6月19日、カナダの大手機関投資家であるケベック州貯蓄投資公庫(CDPQ)は、2050年ネットゼロ…
  2. 2025-7-1

    GRI、サステナビリティ報告のデジタル化を促進する新「サステナビリティ・タクソノミー」を発表

    6月19日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新たに「GRI S…
  3. GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    2025-6-30

    GRI 102/103 新基準の実務チェックポイント:IFRS/ISSB基準と一部整合へ

    サステナビリティ情報開示における基準間の整合性の確保は、ますます重要な課題となっている。CSRD(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る