NZAOA、目標設定プロトコルの第4版に関するパブリックコンサルテーションを開始

8月30日、ネット・ゼロ・アセットオーナー・アライアンス(NZAOA)は、目標設定プロトコルの第4版に関するパブリックコンサルテーションを開始すると発表した。

本プロトコルは、アライアンスメンバーが科学的根拠に基づく中間目標をどのように設定するかを概説するものである。新版は、新しい方法論やアプローチを取り入れることで、目標設定の枠組みをより強固で洗練されたものにすることを意図している。

第4版の草案で更新されたのは、資産クラスの対象範囲の拡大に関するものである。具体的には、以下の追加項目について、一般からのフィードバックを求めている:

  • 私募ファンドの目標設定方法
  • 不動産デットファンドと住宅ローンの目標設定方法(具体化炭素とエネルギー効率に 関するアプローチを含む)
  • (ASCORが提供するような)定性的指標を通じたソブリン債保有のパフォーマンス評価。

プロトコルの最終版に反映される。コンサルテーションは9月29日に締め切られる予定である。

【参照ページ】
(原文)NZAOA launches public consultation on the Target Setting Protocol Fourth Edition
(日本語参考訳)NZAOA、「目標設定プロトコル第4版」の公開コンサルテーションを開始

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る