アメリカメイン州、包装に関する拡大生産者責任(EPR)法を可決

アメリカメイン州、包装に関する拡大生産者責任(EPR)法を可決

メイン州は7月13日(火)、包装に関する拡大生産者責任(EPR)法を可決した。EPR(Extended Producer Responsibility) とは、「製品の製造業者の責任を、製品のライフサイクルのさまざまな部分、特に、製品の引き取り、リサイクル及び最終処理の部分に拡大することにより、製品システムのライフサイクル全体の環境面での向上を促進するための政策原則」のこと。

メイン州は、包装に関するEPR法を可決したアメリカで最初の州になった。また同州にはすでに、プラスチック(ポリスチレン)製の食品容器や食器の使用を禁止しており、今回の法律では従来自治体が負担していた包装容器の処理費用をメーカー側に負担させることで、メーカー側の削減インセンティブを引き出す狙いがある。

【参照ページ】

(原文)Maine governor signs nation’s first EPR law for consumer packaging

(翻訳)アメリカメイン州、包装に関する拡大生産者責任(EPR)法を可決

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