8月25日、再生可能エネルギーに特化した電力会社であるRWEは、ポーランドの太陽光発電(PV)開発会社Alpha Solarを買収し、約60名の専門家チームとともに、同社の太陽光発電プロジェクトのパイプラインに3GWを追加したことを発表した。
Alpha Solarのプロジェクトの大半は実用規模であり、開発段階はさまざまで、成熟度は初期段階から建設準備段階のプロジェクトまで多岐にわたる。Alpha SolarのチームはRWEに加わり、既存の太陽光発電プロジェクトのパイプラインの実現や新規プロジェクトの開発に向けて取り組んでいく。
RWEによると、本買収により、同社の既存の世界的な開発パイプラインである10GWの太陽光プロジェクトが追加される。また、ポーランドでは2022年と2023年に約70MWacの新規PVプロジェクトを建設し、稼働させる予定であると述べている。RWEはポーランドで420MW以上の陸上風力発電所も運営しており、陸上・洋上風力のポートフォリオ拡大を推進するとしている。買収の条件は明らかにされていない。
【参照ページ】
(原文)RWE strengthens its Polish renewables business with acquisition of 3 gigawatts solar pipeline
(日本語訳)RWE、3ギガワットの太陽光発電パイプラインを取得し、ポーランドの自然エネルギー事業を強化